うっかりスマホを落として画面が割れてしまったことはありませんか? 以外と割れやすいスマホの画面。例えばスマホ画面が割れた場合iPhone XS MAXの修理は37,400円(正規サービスプロバイダ※保証対象外の場合)とかなりの高額になります。スマホを購入したら「液晶保護フィルム」を絶対につけておきたいです。
とはいっても、液晶保護フィルムには用途や機能によってたくさんの種類があり、どれを購入すればいいのかわからない……。というお問い合わせをよくいただきます。そこで今回はスマホの画面保護に役立つフィルムについてまとめてご紹介します。
フィルムの特徴が知りたい
保護フィルムタイプ
保護フィルムタイプは「全面保護」と「平面保護」があります。「全面保護」はスマホ本体のエッジ部分までをカバーして全面を保護してくれます。対して「平面保護」は非全面のため、フチが太いタイプのケースでも干渉しないコンパクト設計となっています。
背面カメラレンズ用フィルムは、摩擦などからカメラレンズをしっかり守ります。
素材
ガラス素材を加工したガラスフィルムと、いわゆる「保護フィルム」と呼ばれているPET素材やTPU素材(プラスチックの樹脂材料)のフィルムがあります。
強化ガラス
表面硬度が高いため傷付きにくく、万が一割れてしまってもガラスが飛散しない。オレオフォビック(撥油)コーティングにより、表面の手触りがよく、汚れがつきにくい。高級感ある光沢コートと高透過率で、あざやかな画面を楽しめる。
TPU素材
非常に薄くて柔らかいので「曲面ディスプレイ」に最適。ガラス素材とちがい、衝撃を受けても割れずに吸収。エッジまで全面保護する。
付加機能
保護フィルムには素材のほかに、反射や映り込みを防ぐ「アンチグレア」、スマホ使用による眼精疲労を軽減する「ブルーライトカット」、周囲からの覗き見を防ぐ「覗き見防止」、細菌の増殖を抑える「抗菌」などの「機能」があります。
ブルーライトカット BLC
視点がぼやけたり眼精疲労やドライアイなどの原因となるブルーライトをカットし、目の負担を軽減。
アンチグレア AG(非光沢・反射防止)
ディスプレイの表面に外光が反射して画面が見にくくなることを防止。さらさら質感で指滑りが良い。
こんな方におすすめ!
- ・よくゲームやアプリ使う
- ・指滑りを重視
- ・写りこみや反射が気になる
アンチグレア&ブルーライトカット AG&BLC
さらさらした指滑りで画面操作をスムーズに行うことができ、ブルーライトカット効果により、目の負担を軽減する。
覗き見防止
電車など人の多い公共の場所でも左右の視界を遮り、プライバシーを守る。
硬度「9H」とは
「H」とは、「引っ掻いたときにどれだけ傷つきにくいか」を示す「鉛筆硬度」で、表面の硬さを示す指標です。
硬さを表す指標には「モース硬度」と混同されますが、「硬度9H」はおおよそ「モース硬度5」と同じ硬さだと言われていおり、ガラスやナイフの刃と同等になります。
ラウンドエッジ加工 「3D」とは
ほとんどのガラスフィルムはラウンドエッジ加工が施されており、ラウンドエッジ加工を施すことで、持ったときの馴染みが良く、落とした時の衝撃性を和らげ、割れにくくなります。

- 3Dラウンドエッジ加工 ……強化ガラスとの間に隙間がなく全面を保護。ケースと併用した時に剥がれや浮きの原因となる場合がある。

貼り方のコツ
保護フィルムを貼る場所はお風呂がベスト!
湿度が高くホコリが少ない分、簡単に貼り付けることができます。